鉄道節約生活

鉄道移動の節約方法まとめ(備忘録兼用)

青春18きっぷ初心者要確認 「青春18きっぷをお得に使いたいと思った場合の注意点」

青春18きっぷとは

青春18きっぷJRグループが発売するJR全線乗り降り自由の切符です。

価格は5回分で12050円です。

18切符のルールなど詳しい内容はJR公式サイトをご確認ください。

青春18きっぷの意外な注意点

そんな18きっぷをお得に使う方法はいろいろなサイトに書いてありますが、ここでは18きっぷをお得に使いたい場合の外な注意点を説明します。特に「18きっぷは安いから移動だけのために使う」という方は注意が必要です。

 

まず大前提として、一回当たりの価格が2410円ということになるので、ここがボーダーラインとなります。

基本的には1日でこの料金以上の利用で元は取れますが、意外にもそれだけではもったいない場合があります。

3つの注意点

①ひたすら乗車するだけではあまり意味がない(改札を出る)。

18きっぷ以外のフリー切符を超える範囲で使うべき。

③私鉄が多いエリアは元が取りにくい。

 

①に関して、改札を出ずに車窓を楽しみたいだけであれば大回り乗車という手がありますので、18切符を使う意味がなくなります。

②に関して、例えば関東では休日おでかけパスというフリー切符(2720円)があります。これはその名の通り休日しか使えませんが東京の通勤圏ほぼ全域をカバーしており、さらにりんかい線東京モノレールが使えるなどかなりお得な切符となっており、この範囲でしか移動しない場合は18切符を使うメリットが小さくなります。

③に関して、これは私鉄が競合するエリアでは私鉄を使ったほうが運賃が安くなることが多いということです。例えば京都の中心地である京都河原町から神戸の中心地である神戸三宮に阪急で移動する場合630円と激安です。さらに言うと回数券のばら売りなどを使うとさらに格安で移動することができます。

また、私鉄にもお得な一日券等があり、私鉄がひしめき合うエリアで元を取るのはハードルが高くなります(行きたい場所がJRの駅しかない場合は18きっぷの意味はあります)。

そのためこういった都心部のみで使う場合も18切符の効果が薄れることとなります。

蛇足になりますが、個人的には日帰りの場合は小旅行感覚で往復5000円程度の移動で元が取れる感覚です。

 

今回はここまでです。