格安ルート徹底比較!東京-金沢でできるだけ安い鉄道移動方法の検討
金沢-東京間の移動を徹底検証!
北陸新幹線開業以来何かと取り上げられる金沢。
それもそのはず兼六園やひがし茶屋街、近江町市場等数多くの観光スポットがコンパクトに詰まっており、観光に最適な場所といえると思います。
そんな金沢への移動を料金と時間の面からいろいろと考えてみたので紹介したいと思います(基本的には東京-金沢で考えています)。
①北陸新幹線(えきねっと利用)
所要時間:2時間30分
価格:9920円
意外に思われるかもしれませんが私的にはこれがベストな移動方法です。以下に簡単な説明を書きますが、えきねっとのお先にトクだ値を使うのがポイントとなります。
東京-金沢の新幹線の料金は最速列車かがやきの場合、運賃7480円+特急券6900円で合計14380円となります(時期によって価格変動あり)。
一方でえきねっとの格安切符「お先にトクだ値」を使うと30%引きとなり、運賃と特急券込みで9920円となります。
注意点としては14日前までの予約が不可欠であることと、席数が非常に少ないことです。基本的には発売と同時(予定日の1か月前の朝10時)には売り切れてしまいます。詳細な予約の仕方はまた別の記事にまとめようと考えていますが、事前予約を使うと取りやすくなります。
②東海道線、北陸線(青春18きっぷ利用)
所要時間:13時間
価格:2410円
単純に青春18きっぷで在来線にひたすら乗る方法です。私は何度かこの方法で移動していますが、さすがに1日での移動は厳しいので途中で一泊して2日かけて移動しています。その場合、ホテル代と18きっぷの1日分の料金が増えるので大体8000円~9000円程度の料金となります。
③高崎線、上越線、ほくほく線、日本海ひすいライン、あいの風とやま鉄道線、IRいしかわ鉄道線(青春18きっぷ+北陸おでかけパス利用)
所要時間:9時間30分
価格:6080円
上越線の六日町まで青春18きっぷで2410円、犀潟までほくほく線で1090円、直江津まで信越線(18きっぷ)、金沢まで北陸おでかけパスで2580円、合計で6080円という形で使います。
これで移動したこともありますが、東海道線周りと違い、ぎりぎり1日でも耐えられました。沿線風景も見どころ満載ですし、多くの車両を目にすることができるのでそういうので苦に感じない人にはおすすめです。
注意点としては北陸おでかけパスが休日しか使えないこと、乗車日の3日前までしか買えないこと、直江津駅では入手できないので、誰かに買って送ってもらうか糸魚川まで900円かけて移動して糸魚川で買う必要があるということです。
また北陸おでかけパスの使い方についてもまとめたいと思います。
④中央線、篠ノ井線、大糸線、日本海ひすいライン、あいの風とやま鉄道線、IRいしかわ鉄道線(青春18きっぷ+北陸おでかけパス利用)
所要時間:12時間30分
価格:4990円
東京から中央線、篠ノ井線、大糸線で糸魚川まで青春18きっぷで2410円、糸魚川から金沢まで北陸おでかけパスで2580円、合計4990円という移動です。
なかなか骨が折れる行程ですが、大糸線の一部区間廃線が危ぶまれる中で試してみる価値はあるかと思います。
注意点としては北陸おでかけパスが休日しか使えないこと、大糸線の本数が少ないので乗り遅れるととん挫する可能性があること、冬季は大糸線が止まりやすいことです。
その他の移動方法
他にも①から④を応用する方法を考えましたが、なかなか時間と価格のバランスをとるのが難しいです。
ex
・東京-越後湯沢をえきねっとお先にトクだ値、ほくほく線、北陸おでかけパス
(価格が高い割にそこまで時短にならない)
・東京-長野は中央線、篠ノ井線で移動、長野-金沢をえきねっとお先にトクだ値
(価格が高い割にそこまで時短にならない)
・名古屋までぷらっとこだま又はex早得21ワイド、金沢-名古屋を18切符
・上越線で長岡まで行って長岡から信越線で直江津、直江津から先は北陸おでかけパス
(時間がかかるので2日パターン)
まとめ
以上、いろいろと検討してみましたがやっぱり個人的にはえきねっとお先にトクだ値が最もコスパがいいような気がします。ただ、説明した通りなかなか取りにくいので他の方法も併用してみるといいと思います。
今回はここまでです。