鉄道節約生活

鉄道移動の節約方法まとめ(備忘録兼用)

意外と安い!普通列車グリーン車の値段とお得な2つの使い方(青春18きっぷとの相性抜群)

意外と安い!?グリーン車

グリーン車といえば上流階級の乗り物というイメージがありますが、普通列車グリーン車意外と安く乗れます

今回はそんな普通列車グリーン車の値段と青春18きっぷとの相性についてです。

首都圏はグリーン車の宝庫

首都圏を走る中距離列車にはほぼグリーン車がついています。具体的には、東海道線宇都宮線高崎線常磐線湘南新宿ライン総武快速線横須賀線成田線外房線内房線(一部線区は対象外)となっております。更に計画がいろいろと変わる可能性はありますが、中央線にもグリーン車が導入される予定です。

肝心の価格は?

乗車前を前提としますが、平日で50 kmまでは780円、51 km以上は1000円、休日で50 kmまでは580円、51 km以上は800円となっています。

平日と休日で差があるのは需要の差かと思います。特に平日朝・夕方のラッシュはグリーン車でも満席になることはあるようです。

グリーン車を攻略するお得な2つの方法

以上の料金設定を逆に考えて上手く利用すればグリーン車コスパよく使うことができます。

①50 km一杯だけグリーン車に乗って途中で普通車に乗り換える

②ひたすら長い区間グリーン車に乗る

 

まず①についてですが、例えば常磐線で上野から土浦に行きたい場合、上野-土浦は66.0 kmなので普通に考えると休日の場合は800円かかります。しかし、混雑する区間だけグリーン車でいいと考える方もいるのではないでしょうか。常磐線の場合上野~柏までは非常に混雑しますが逆に柏以降は空きも目立ち、取手を過ぎるとだいぶ空きます。そこで、上野から50 km区間ギリギリの龍ヶ崎市まで(47.7 km)のグリーン券を買いグリーン車に乗り、龍ヶ崎市で普通車に移動して土浦まで乗るということをすると、580円で快適に移動することができます。たった580円で混雑を回避して快適に過ごすことが切ると考えると安いと思います。

注意点としては、寝過ごさないということと、龍ヶ崎市駅に近づいたときにあらかじめグリーン車から普通車に移動できるように準備しておくことです。私の経験ですが、グリーン車と普通車の扉は開かないことも多いので、一度グリーン車の出口から出てすぐ隣の普通車の扉に入るということをする必要があります。よほどダイヤの乱れがない場合はすぐに発車することはないので移動する時間は十分ありますが、到着するまで席に座っていると間に合わないと思います。

 

次に②について、2つの料金設定で50 kmまでか51 km以上となっている点に注目します。後者の「51 km以上」ということはそれが51 kmでも200 kmでも「51 km以上」ということになるので、単純に考えて長く乗れば乗るほどお得になります。必要に応じてということになりますが、かなり長い距離で言うと東海道線の熱海から常磐線の高萩まで272 kmも「51 km以上」の料金で乗ることができます(最近は土浦からグリーン車がない編成が増えてきました)。途中で一度は乗り換える必要がありますが、改札を出ない限りはグリーン券は有効になるのでその点は心配ありません。乗り換えの仕方などはJR公式サイトなどを確認してください。

そして②における最大の魅力は、青春18きっぷでもグリーン車に乗れることです!

グリーン車は特急並みの施設なのでかなり快適に移動できるので非常におすすめです。

 

まとめ

今回はお高いイメージのあるグリーン車について、意外と誰にでも手が出る値段だということを紹介しました。①は日常用として、②は青春18きっぷ用として使うのがよいと思います。

グリーン券について詳しい買い方や乗り方についてまたまとめたいと思います。

 

今回はここまでです。